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松任海浜公園

松任海浜公園

手取川河口から能登半島にかけて続く砂浜は、白山から流れ出た砂に日本海の海流と強い季節風の運搬作用が働くことで作られる。そのため、北に向かうほど海流によりふるい分けされ粒子が細かくなる。また、所々に砂丘が形成され、金沢市大野町から本市徳光町までの間に安原砂丘が広がる。安原砂丘は、古墳時代初頭に形成された外列砂丘で、手取川扇状地の礫層の上に黒灰色泥が発達し、その上に砂丘が乗っている。松任海浜公園は、海岸線と安原砂丘をいかした公園で、温泉施設やプール、グランドゴルフ場などが整備され市民の憩いの場となっており、砂丘にはハマナス、ハマボウフウ等の海岸植物が自生している。また、松任海浜公園沖合い約2~3km、水深20~30mの地点には約8千年前の海底林が分布している。当時は、現在よりも約2~3度冷涼な気候で、海岸線は今よりも3~4km先にあった。海底林は手取川扇状地の扇端にあり、森林周辺と汀線の間には小規模の海岸砂丘が分布し、その内側には、伏流水の湧水による小さな沼や沢、湿地が散在していたと推測される、なお、立木の一部は松任博物館に展示公開されている。

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