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2012年8月アーカイブ

白山 お池巡り 8月31日

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白山山頂には、いくつもの火口湖があります。お池巡りのスタートは大きい岩がゴロゴロした険しい道なので、足元に注意して降ります。登山用の杖は登りでも役立ちましたが、下り道ではさらに重宝しました。

 

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お池巡りのコースは景色がいろいろ変わるので、歩いていてとても楽しいです。白山火山の現在の山頂部は、3、4万年前頃の活動の噴出物からなっており、弥陀ヶ原や南竜ヶ馬場などまで分布しています。

 

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白山の7月下旬でも雪が残っています。この池は翠ヶ池といって、お池巡りのコースにある7つの湖の中で最も大きい池です。翠ヶ池は1042年の噴火でできたと言われています。この辺りは道がわかりにくく、登山道ではない道もあり迷いやすいので、霧のときは注意が必要です。

 

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こちらは血の池です。怖い名前の池ですが、とてもきれいな所でした。

お池めぐりは普通に歩けば2時間程度のコースですが、とても景色がきれいでゆっくり歩いたので、3時間ほどかかってしまいました。

別当谷砂防堰堤群 8月28日

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ジオガイド養成講座で訪れた、別当谷です。平成16年5月17日、この上流部で土石流が発生しました。大雨に融雪が重なったことが土石流が発生した主な原因とみられています。別当谷には34基の砂防堰堤があり、この堰堤群がなかったら流出した土砂の量は倍以上になった可能性があるとみられています。

 

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ここから、白山の主要登山道・観光新道の辺りを眺めると、「別当大崩れ」が見えます。これは、昭和9年の記録的な豪雨の際に崩壊した跡で、500万立方メートルもの土砂が流出したと言われています。 その一部が土石流となって下流の集落を襲い、甚大な被害を与えました。

 

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これは防災の為の監視カメラで、24時間休みなく、地すべりや土砂の移動などを監視しています。観測データは白山砂防科学館に集められます。また白山砂防のホームページでライブ映像を見ることができます。

百万貫の岩 8月23日

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白峰から一ノ瀬方向に県道33号線を走ると、左手に巨大な岩が見えます。その岩が百万貫の岩です。昭和9年に発生した手取川大水害の際に、上流の宮谷川から流されれきたものと考えられています。

 

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近くにはこのような立て看板があります。左の看板には百万貫の岩の大きさや重さの説明がされています。右の看板には、平成16年5月の別当谷土石流と、平成18年7月の蛇谷土石流の写真がのっています。

 

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百万貫の岩のすぐそばに、H形鋼が置かれています。これは平成18年の別当谷土石流発生当時、上流に架けてあった仮橋が別当出合付近まで流されてきたものです。100t以上の力を複雑に加えてもこのような形状にするのは難しいらしく、土石流の力の凄まじさに驚かされます。

 

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百万貫の岩は、高さ16m、周囲52mにおよび、実測129万貫(約4800t)の重さがあります。右下の男性の方と比べると、百万貫の岩の大きさがよくわかるかと思います。日本最大級の流出岩塊として、県の天然記念物に指定されるほか、日本の地質百選にも選ばれています。

白峰にある白山砂防科学館では、百万貫の岩流出の模様をCGで再現した立体映像を見ることができ、土砂流災害の凄まじさを実感できます。入場無料となっていますので、ぜひ、お立ち寄りください。

第8回 ジオガイド養成講座 8月21日

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今日は、第8回ジオガイド養成講座が行われました。はじめは、白山市観光ボランティアガイド協会の磯部雄三さんに、ガイドの心構えについてお話していただきました。いままで多くのガイドをしてきた経験に基づく内容で、受講者もたくさんメモをとっていました。

 

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その後は、スライドを見ながらこれまでの復習をしました。いままで勉強したことや、視察で見てきたものを思い出しながらふり返りました。

次回は、さらに実践に向けたワークショップを行います。

手取川ダム 8月20日

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手取川ダムは土や岩(ロック)を盛り立てて築造したロックフィル形式です。ダム頂長420m、ダム高さ153mで、国内のロックフィル形式のダムの中では第4位の大きさをほこります。

 

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ダムのそばに設置されている看板には手取川ダムの周辺案内や開発事業の概要などが書かれています。手取川ダムは、治水事業(洪水調節)や、上水・工水事業、発電事業の役割を担っています。

 

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写真奥の岩石は、手取川ダムの築造の際に主に使用された石です。手取層群五味島層の礫岩で、多種多様な礫を含んでいます。写真手前のものは珪化木(けいかぼく)という木の化石です。

白山登山の際にはお気をつけて 8月9日

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これは登山道の近くに生えていた「ツタウルシ」というウルシ科の植物です。ツタという名前がついているように、木の幹を這って成長します。ウルシよりも毒性が強く、うっかり触るとかぶれて大変なことになるので注意が必要です。

 

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登山で意外とよくあるのが、靴底が剥がれるというトラブルです。今回の登山でも、帰りにツアー客の方の靴底が急に剥がれるというアクシデントが発生。速乾性のボンドを塗って予備の靴紐でしばって登山を続けることができました。ガイドの織田さん曰く、ビニールのテープなどで巻くとすべって非常に危ないのでボンドが良いそうです。登山前に、登山靴のチェックをしておくことも大切ですね。

 

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これは行きの甚之助で昼食を食べた後、偶然撮った写真です。前日登山されたグループの方達の中に、帰りの日の朝に具合が悪くなられた方がいたそうです。なんとか下山しようと頑張ったそうですが、さらに悪化してしまい甚之助小屋でヘリに救助されることになってしまったのだとか。山では体調が悪くなってしまったら無理をしてはいけないと改めて実感させられる光景でした。

第7回 ジオガイド養成講座(視察) 8月7日

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今日は第7回ジオガイド養成講座の視察があり、山と雪のエリアをまわりました。まず訪れたのは、国内有数のロックフィルダム・手取川ダムです。国道157号線を白峰にむかい、東二口第一トンネルを抜けると、ダムの駐車場があります。ダムや手取川総合開発事業の紹介、周辺のスポットの案内板のほか、ダムに使用した五味島層の礫岩のオブジェや珪化木なども置いてあります。手取川ダムの眺めもきれいな場所です。

 

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こちらは白山の甚之助谷砂防堰堤群です。白山は水の恵みを与える一方で、土石流などで流域に被害も与えてきました。砂防堰堤に土砂がたまることで、谷の浸食や斜面の崩壊を防いでいます。崩れやすい谷の土石流などから、下流域を守っています。今年は、白山砂防100周年の節目の年でもあります。

 

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昼食は白峰温泉御前荘でいただきました。写真に写っていませんが、この後イワナの塩焼きも出てきました。地産地消を推奨しているお店なので、白峰名産の堅豆腐やあつあげが食べられるのもうれしいです。

 

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豪雪地・白峰の町中にある「白山しらみね自然学校」の事務所です。中は囲炉裏などがあり、昔の生活しているところをそのまま残したような感じになっており、石臼やワラでできた生活用具なども置いてあります。

登山のお供に、トチ餅!! 8月6日

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別当出合を9時に出発して、10時30分頃に別当覗に着きました。ガイドの織田さんからツアーのみなさんに、地元白峰の名産・トチ餅の差し入れをいただきました。織田さんお手製のつきたてのお餅を持ってきていただいて、やわらかくて甘さも絶妙でとてもおいしかったです。登山は自分で思っていた以上にお腹がすき、ここでのお餅は本当に良いエネルギー補給になりました。

 

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急坂の途中にある、白山延命水です。去年は水が少なくなかなか溜まらなかったそうですが、今年はコップにすぐに溜まるほど水がよく出ていました。疲れた体に染み入る美味しさです。

 

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室堂到着後の乾杯ビールです。これが楽しみで登山すると言ってもいいほど、最高においしいそうです。

 

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室堂の食堂の風景です。白山国立公園指定50周年の垂れ幕が貼ってありました。夕食のメニューはお魚とお肉の好きな方を選べました。翌日の朝食は御来光を見て、お池巡りをした後、7時頃食べました。

 

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帰りの日の昼食は室堂でお弁当を買いました。ぎっしり詰まった散らし寿司で、十分なボリュームでした。みなさん登山中はこまめに水分補給をして、フルーツやチョコレート、飴などでエネルギー補給をしていました。

花の白山で、旅する蝶に遭遇! 8月3日

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先日の白山登山ジオツアーで登山道を登っていると、日本で唯一渡りをする蝶として有名なアサギマダラが、なんと群れでいました。アサギマダラの成虫は1年のうちに、日本列島を横断し、さらに南の沖縄や台湾まで2000キロ以上を飛ぶことが知られています。

白山に咲く、可憐な花々を、ほんの少しですがご紹介します。

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第5回ジオツアー 白山登山2日目 7月27日

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白山登山2日目。早朝4時頃、山頂を目指して室堂を出発しました。真っ暗な中、へッドライトの明かりをたよりに、もくもくと山頂を目指します。しだいに辺りが薄明るくなるころ、山頂に到着。午前5時頃、きれいな御来光を眺めることができました。初めて見る人も、何度も見た人も、やっぱり感動してしまう美しさです。

 

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山頂からは、お池巡りをしながら室堂に戻りました。大小7つの湖があり、神秘の湖とよばれています(写真 翠ケ池)。雲海や山なみを眺めながら、爽快な気分の空中散歩となりました。

 

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室堂に到着後、白山比咩神社奥宮祈祷殿でお参りをしてからお土産を買いました。室堂の中にもお土産を売っていますが、奥宮祈祷殿ではまた違った物が売られていますので、見てみられるのも良いかと思います。

 

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朝食後、午前9時に室堂を出発しました。帰りは、見晴らしの良いエコーラインを通ります。クロユリをはじめ、ハクサンフウロ、ハクサンコザクラなどの植物もたくさん見ることができました。

 

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南竜山荘で、トイレ休憩をしました。南竜山荘は標高2070mにある宿泊施設で、水洗トイレが完備されています。

 

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花々を眺めながら、ゆっくりと下っていき、午後3時頃、別当出合に到着しました。天気にも恵まれ、怪我人もなく、白山登山を楽しむことができて、素敵なツアーになりました。

第5回ジオツアー 白山登山1日目 7月26日

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今日は1泊2日で、標高2702mの白山登山に挑戦しました。登山隊は、ツアーガイドの方も含めて6人。午前9時、別当出合登山口より、山頂を目指し出発です。

 

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砂防新道を通って室堂センターを目指すコース。登り始めて早々、長く続く階段に苦しみます。午前中は日差しも強く、給水をこまめにとりながら登りました。

 

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正午には予定どおり甚之助避難小屋に到着しました。甚之助の標高は1975mあり、トイレは水洗でもちろん給水もできます。ここでお昼となり、みなさん家から持ってきたおにぎりやフルーツなどを食べて体力回復です。

 

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標高2320m、登山道の分岐にあるのが、黒ボコ岩という大きな岩です。天気が良ければ、この岩の上から眺める景色は絶景です。今回は、午後からは曇ってきたので、残念ながら景色はあまり見えませんでした。ここまでくれば室堂まではあと少しです。

 

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登りはじめて7時間、午後4時頃、ようやく室堂に到着。疲労困憊ながら、達成感もひとしおです。咲き乱れる高山植物が私たちを出迎えてくれました。標高2450mにある室堂は750人収容可能で、個室タイプの宿泊棟「白山雷鳥荘」が今年の7月1日より営業開始となったことも話題となりました。

 

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夕食の後、夕日を見に外へ。登山客の方もたくさん見に出ていました。白山から見える山々の名前や地層の歴史などをガイドの方が皆さんに説明していました。夕日や星空などいつまでも眺めていたいところですが、明日の御来光に備え、今日は午後8時30分に就寝です。

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