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白山手取川ジオパーク推進協議会  TEL 076-274-9564  FAX 076-274-9546  E-mail geopark@city.hakusan.lg.jp

2013年11月アーカイブ

11月21日(木)、22日(金)とJGN全国研修会に参加してきました。

全国各地から60名程参加していました。

研修会1日目

「ジオパークにおけるガイド養成」に関する講演や事例紹介を聞き、

危機管理について情報を共有してきました。

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お客様に満足してもらうために事務局がサポートすべきこと、

地元の人でも知らなかった場所巡りツアーのアイディアなど、

多くのヒントを頂いたので、内部でも情報共有していきます!

交流会では、各地域のお土産を持ち寄りました。

私たちは剣崎なんば入りチョコレート『ちょこっとなんば』

持って行きました。

昔から白山市剣崎地区で栽培されている唐辛子入りのチョコです。

チョコだと思って甘く見てはいけません!なんばだけあって、

後からピリリときます。ぜひお試しあれ★(事務局員Hさん)

ちょこっと.jpg

 研修会2日目

2コースに分かれて、現地を巡ってきました。

<えびの高原池めぐりコース>

えびのエコミュージアムセンターに立ち寄ったあと、

トレッキングを開始しました。

風が冷たくとても寒かったですが、景色が素晴らしく、

比較的歩きやすいコースだったので、無理せず楽しむことができました。

ガイドさんは、ジオ(火山地形)とエコ(植生)の結びつきを常に

説明していて、とてもわかりやすかったです。

甑(こしき)岳IMG_1572.JPG

韓国(からくに)岳IMG_0527.jpg

 昼食には、霧島ジオパークの恵みいっぱい弁当をいただきました。

おしながきつきです!美味でした~。

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研修会終了後、途中下車する私をホテルまで送り届けていただきました。

霧島ジオパークの皆様、ありがとうございました。

途中、新燃岳がよく見える場所まで案内してくれました。噴石が3km以上先まで届いたそうです。

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IMG_0541.jpg

 

 次は、「バス山麓コース」に続きます~

以前ご紹介した、
白山手取川ジオパークの魅力を世界に発信するための勉強会。
全10回の最後を締めくくる、英語での発表会がありました。

「白山比咩神社」「扇状地と七ヶ用水」「鶴来の産業」の
3つのグループに分かれて、鶴来地区を中心に、
白山手取川ジオパークの見どころを英語で発表しました。

「白山比咩神社」のグループでは、発表者が、
自分の家族が七五三やお宮参りで参拝している写真を見せながら、
神社での参拝の方法などを紹介しました。こういう話ができると、
神社が日本人の生活に深く根ざしていることがよく伝わりますね。

各グループの発表後は、講評者として、
英語のネイティブスピーカーの方、
ガイドの方、ジオパーク推進協議会職員の3名に、
それぞれの視点から、コメントをいただきました。

まだまだ粗削りのところはありますが、
おにぎりの説明をしていたらおにぎりの型紙が出てきたり、
あるいは途中でパネルが登場してクイズが始まったりと、
小道具も駆使して聴衆を飽きさせません。

緊張する人にしない人、
ちょっと自信がなさそうな人に胸を張って話す人、
みなさんそれぞれの発表スタイルでしたが、
短い期間で準備したとは思えない、とても充実した発表でした。

みなさんのこれからが、楽しみですね!

P1180117.JPG

第1回アジア国立公園会議の帰りに、磐梯山ジオパークを楽しんできました。
土曜日にも関わらず磐梯山ジオパーク協議会事務局の蓮岡真さんに
ご案内いただきました。ありがとうございました。

最初にご案内いただいたのが「磐椅(いわはし)神社」です。
古くは磐梯山の頂に鎮座していたとのことです。
磐梯山は古くは「磐梯山(いわはしやま)」と呼ばれ、
「天に掛かる岩の梯子」を意味するそうです。
磐梯神社は、この地域では古くから大事にされてきた神社で、
磐梯山を訪れたときには立ち寄りたい神社です。
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入口に大きな杉がありました。
二股の別れの部分にヤマザクラが着生(ちゃくせい)しており、
「えんむすび桜」と言われています(写真の赤丸の中)。
大きな岩や岩窟からは色々な話が生まれています。
こんな話も楽しいですね。
CIMG7101_加工.JPG

次に、磐梯山から流れ出た溶岩で形成された「天鏡台」から、
猪苗代湖を眺めました。よく晴れた日には、
猪苗代が天を写す鏡に例えられていることから名付けられたのでしょうか。
猪苗代湖の東側には川桁断層が、西側には背炙山断層があります。
猪苗代湖は、この二つの断層の活動と磐梯山の噴火により誕生したそうです。
CIMG7104.JPG
川桁山の麓には、断層地形である三角末端面が見えます。
そこに断層があることを知っていれば三角末端面を探すことができますが、
初めて見る場合は、ちょっと難しいです。
ジオパークには、探し出すという楽しみもあります。

続いて、「見祢の大石(みねのおおいし)」です。
明治21年(1888)の磐梯山が大噴火した時に、
火口付近にあった安山岩が、泥流とともに約5km流されてきたものです。
国の天然記念物に指定されています。
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巨石であることから年々沈下しており、半分ほどは埋まっているとのことです。
白山手取川ジオパークにも、「百万貫の岩」という、
昭和9年の手取川大洪水の際に土石流によって流れ出た巨石(重さ約4,800t)があります。
自然の力には驚かされます。

裏磐梯では湖沼群が有名です。
明治21年(1888)年の大噴火では岩なだれが発生し、
川がせき止められて檜原湖、秋元湖など300余りの湖沼が生まれました。
その一つである毘沙門沼に寄りました。
たくさんの観光客が池を眺めています。
ハートマークの模様のある鯉がいるそうです。
この鯉を見つけると幸せになれるとか。
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毘沙門沼の近くに、環境省が整備した説明板がありました。
蓮岡さんにお聞きすると、当初は無かったジオパーク的な説明を、
元の説明板を増設して付け加えたそうです。
写真の奥の方5分の1程度は増設分です。
こんな方法もあるとは。いただき!
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最後に、中瀬沼に寄りました。
写真手前が中瀬沼で、遠くに見えるのは磐梯山です。
撮影地から磐梯山(1816m)まで約7kmです。
こんな遠くまで岩なだれが到達したとは驚きです。
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明治21年(1888)の噴火では477名もの犠牲者が出ました。
集落が水没し、やむなくこの地を去った人々もいます。
この美しい風景の後ろには、そんな歴史があります。
 

宮城県仙台市で開催された第1回アジア国立公園会議(11/13~17)に参加してきました。
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白山手取川ジオパークの主要なジオサイトである白山は、国立公園に指定されており、
また、ユネスコの「人間と生物圏(MAB)計画」に基づく
生物圏保存地域(国内名:ユネスコエコパーク)にも認定されています。

ユネスコエコパークというのは聞きなれない言葉ですが、
実は1976年にスタートした制度で、白山は1980年に認定されました。
生態系の保全、経済と社会の発展、学術研究支援の3点を柱に、
保全と利用の調和を図るものです。

世界では117か国621地域(2013年5月末現在)が、
国内では白山、志賀高原、大台ケ原・大峰山、屋久島、綾の5か所が、
認定されています。また、只見、南アルプスの2か所がユネスコに申請中です。

白山手取川ジオパークでは、ジオパークとユネスコエコパークの連携を目指しています。
その一環として、協議会のメンバーである白山観光協会と一緒に、
白山における国立公園とジオパーク、ユネスコエコパークの関係について、
ポスター発表を行いました。
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他には洞爺湖・有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸の各世界ジオパークも
会議に参加し、口頭発表やポスター発表を行っていました。
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帰りは、松島に寄ってきました。
3.11(東日本大震災)の際、松島は島々に囲まれていたから、
比較的被害が少なかったと言われています。
遊覧船の発着場付近の商店街も、一見すると、
地震や津波の被害があったのかと思われるほどでした。
CIMG7071.JPG

しかし、多くの商店の玄関には津波が到達した高さ(120㎝)が記入されており、
地震か津波の被害で再建されていない商店も数多くありました。
風評被害も影響しているのでしょうか。
復興を応援する気持ちも込めて、最後にお土産を買ってきました。
CIMG7070.JPG CIMG7073.JPG
 

11月17日(日)、ジオツアー「鮭つかみ取りと鮭料理」を開催しました。

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 石川県水産総合センターで、手取川に産卵のため遡上するサケの様子を見学し、サケの歯や皮に実際に触れながら、サケについて勉強しました。その後、採卵の様子も間近で観察しました。

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次は、待ちに待ったサケのつかみ取りです!服を着替え、つかみ取り体験スタート★

すばしっこいサケを捕まえるのに一苦労。。親子で協力して、サケをゲット!コツをつかみ、たくさん捕まえた子どももいました。体験後は、鮭の三枚おろしをお土産に買っていかれる参加者もいました。新鮮な鮭を使った料理レシピももらい、参加者のみなさんはお家でも手取川の恵みを味わったことでしょう。

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たくさん動いた後は、近くにある小舞子温泉の足湯で一休み♪

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 その後、おいしい鮭料理を堪能しました。特に、鮭のあら汁は美味でした。

子どもたちの「楽しかった~」という声が印象に残ったジオツアーでした(^-^)

休日にお忍びで(?)糸魚川ジオパークへ行ってきました。

目的地は雨飾山。日本百名山の1つで、
隣接する長野県小谷村との境界に位置する、標高1,963mの山です。
糸魚川側の登山口である雨飾温泉には、ジオパークの案内板が設置されていました。
秘湯の湯があるような山奥にもジオパーク・・・さすがです。
雨飾温泉_P1170647.JPG

小滝川ヒスイ峡では、ややこしい道順を大きな看板に誘導してもらいました。
ジオサイトはえてして道順のややこしい所にあるので、こうした大看板は必需品ですね。
小滝川誘導看板_P1170687.JPG

所々に、下の写真のような昔の案内板(板ではなく石ですが)も設置されています。
実は、糸魚川は現在のジオパークが始まる前から「ジオパーク」を称していた場所で、
この案内板の左上には1992年当時の「ジオパーク」のロゴマークが見られます。
小滝川案内板_P1170701.JPG

糸魚川駅近くの喫茶店では、「ジオコーヒー」というコーヒーをいただきました。
地元で採れる薬石(5400万年前の流紋岩)でおとしたコーヒーで、
そのマグカップも薬石をくり抜いて作ったものです、とマスターに教えていただきました。
協議会やガイドさんだけでなく、地元の方からこうしたジオっぽい話が聞けるのはいいですね。
ジオコーヒー_P1170790.JPG

親不知では、ベタですが4世代道路を見てきました。
かつては海岸沿いの難所を命がけで歩んだ北陸道も、時代を経て、
山肌を切り取った安全な道へ、洞門を付けた道へ、
そして4代目の北陸自動車道は海へせり出した道へと変わってきました。
地形を乗り越えた道の変遷。ジオと人の暮らしの結びつきを感じさせるいいテーマですね。
親不知_P1170923.JPG

こんな感じで、どこまでもジオな休日を過ごしていたのでした。

3連休の中日、11月3日(日)には
ジオツアー「ジオの恵み(秋編)里山キノコ探検隊」を開催しました。

午前中からお昼までの半日間でしたが、
秋の里山の恵みを存分に感じられた時間でした。

里山1_P1170507.JPG
まずはたき火で焼き芋。
サツマイモをホイルで包んで、焼き芋を作ります。

里山2_P1170523.JPG
イモを焼いている間、散策に出かけます。
クリやイモ類のムカゴ、キノコなど、様々な恵みを採集します。

里山3_P1170536.JPG
元の場所に戻ってお昼御飯です。
先ほど作った焼き芋や、芋煮・ナメコ汁を堪能します。

里山4_P1170541.JPG
最後は腹ごなし(?)に薪割りに挑戦!
原木ナメコも採集し、おみやげもできました。

今回はたくさんの里山の恵みを手にしましたが、
その恵みの源は、私たちの足元の「大地」にあります。
こんな里山の恵みも、ジオパークの貴重な資源なんです。
(と、もっともらしいことを言ってみました)

 

今年度から、白山手取川ジオパークの魅力を世界に発信するための勉強会を

行っています。

全10回、英語での通訳や翻訳に興味のある住民の方々に参加して頂いています。

まずは、ここのジオパークの魅力を学習し、体感することからスタート!

そして、「外国人がどんなことに魅力を感じるのか」、「効果的な英語での伝え方」

などを話し合ったり、講師を招いて勉強したりしています!

みなさんで話し合った結果、今年度は鶴来(つるぎ)地域”に絞ることになりました

これまでの活動としては。。。

■協議会事務局長による講義

「ジオパークってなに?」をテーマに、鶴来とジオの関係をまじえながら説明しておりました。

鶴来は、扇状地の要に位置するまちで、山と海の交通の要でもあるまちなんですねぇ。

1.JPG

■地元のガイドの方による講義

「ガイドの心得」や「鶴来の見どころ」をテーマにお話して頂きました。

「事前準備」や「ガイド中の心遣い」、「外国人を案内したときのエピソード」、

「鶴来に住む人の人柄」などなど、盛りだくさんの内容で、

参加者はメモをとりながら聞き入っておりました。

現地めぐりもしました!「七ヶ用水の歴史」を学んだり、「まちなか巡り」もしました。

醸造のまち「鶴来」で出会うジオの恵み(=お酒や麹など)に興味津々でした。

P1010860.JPG P1120586.JPG P1120624.JPG

 ■翻訳にチャレンジ

地元の通訳・翻訳家の方を講師にお招きし、翻訳のコツなどをお話して頂きました。

SOT5A27.jpg

今は、3グループ「扇状地と七ヶ用水」、「産業」、「白山比咩神社」グループに

分かれて、勉強してきたことをまとめる段階です。

 

まずは、日本語で発表しました。

この地域に見られる水の旅→水の旅によってもたらされるジオの恵み

→災害への人々の知恵

を紹介するなど、人と自然が共存する地域であることを発表するグループもありました。

SOT5A0F.jpg SOT5A17.jpg

次は、英語で発表にチャレンジです!!

今日は、連続講演会「水の旅学」の第6回を開催しました。
今回は北陸大学の小林忠雄先生に
「人間の歴史を学ぶ 大地が生み出す地域らしさ」と題して、
白山信仰と九頭龍神を中心に講演していただきました。

水の旅学_P1170486.JPG

次回(最終回)は年明け1月か2月に、
複数の先生方を迎えての座談会を開催する予定です。
詳細が決まり次第、WEBページでご案内しますので、
それまで少々お待ちください。

さて、かくして城崎会議は無事終了したのですが、
ジオパークの旅はまだ終わりません。
せっかくの機会なので、少し足を延ばして香住へと向かいました。

香住は、豊岡市(兵庫県)と鳥取市(鳥取県)の間にある町で、
日本海に面する漁村として古くから発展してきました。

なんてそれらしいことを言いながら、
実は特にお目当てがあって香住に来た訳ではありません。
(行ったことがない所に行ってみたかったのです・・・汗)

一応、ジオパークのモデルコースのパンフは事前に入手していたのですが、
せっかくなので、宿の女将さんにどこかお勧めの所はないか聞いてみます。

「この辺りで、どこか散歩するのにいい所はありませんかねぇ?」
「そうですねぇ、三姉妹船長の遊覧船とか、海岸の方はジオパークもありますし・・・(以下略)」
(記憶に基づいて再現しているので、細部は間違ってるかも・・)

二言目に「ジオパーク」という言葉が出てきたのには少しびっくりしました。
海岸だけが「ジオパーク」と思われている節もありましたが、
とはいえ「ジオパーク」が一軒一軒の宿にも浸透しているのは素晴らしいですね。

さて、前置きが長くなりましたが、まずは香住駅から。
9.香住駅_P1170299.JPG
豊岡駅にはなかったジオパーク看板ですが、
香住では大きな看板がまず私たちを出迎えてくれます。

10.香住海岸_P1170308.JPG
香住海岸です。
この円盤?の表面には、香住海岸の古地図が刻まれています。
洒落た試みですね。

11.遊魚館_P1170317.JPG
港沿いの直売店、遊魚館です。
残念ながら、松葉ガニの季節はまだとのことで、休業中でした。

12.街並み_P1170319.JPG
港近くの街並みです。
漁村らしい風景を保った街並みです。

13.岡見公園_P1170322.JPG
岡見公園から眺める日本海です。
荒々しい波が、岩壁を浸食しています。
この岡見公園が立つ丘陵は、元々島だったそうで、
川からの土砂が堆積して本土とつながったそうです。
(陸繋島といいます)

公園内に立つ八坂神社には、
樹齢700~800年のシイ林が見られるとのことで、行ってみました。
14.シイ社叢林_P1170338.JPG
写真は、森林内を見上げた様子です。
700~800年には届かなそうですが、立派なシイ林です。
この辺りは日本海の暖流の影響で、
国内では比較的温かい地域に生育するシイも育つようです。

15.海の文化館_P1170361.JPG
山陰海岸ジオパークの拠点施設の1つ、海の文化館。
期待していたのですが、リニューアル工事のため、来春まで休館中とのことです。

最後は舟屋跡です。
舟屋というと伊根の舟屋などが有名ですが、
1階が漁船や漁具の保管庫、2階が居住スペースとなっていて、
1階は海に面して漁船がそのまま海に浮かび、2階はその反対側で道路に面しています。
16.舟屋_P1170367.JPG
写真では道路が右へ下がっていく様子がご覧いただけますが、
この左手の木造家屋が、かつての舟屋だと思われます。
左手の道路沿いが2階、そして
坂の下(1階)がかつての海岸線だった(と想像される)という訳なのです。

このネタは山陰海岸ジオパークのパンフレットから入手したものですが、
身の回りの風景の中にこんな秘密が隠されているなんて、何かわくわくしますね。


さて、かくしてジオパークの旅は無事終了しました。
帰路は北近畿タンゴ鉄道の誇る観光列車「あかまつ号」に乗って山陰海岸を後にします。
17.あかまつ号_P1170399.JPG
木のぬくもりが感じられ、眺めも絶好の車両です。
みなさんも丹後半島へお出かけの際は、ぜひご乗車ください。

(おわり)

翌27日は現地見学会です。

最初に訪れたのは前日の舞台、城崎温泉。
城崎は1925年の北但大震災でほぼすべての建物が焼失し、
震災前と同じ街並みを復活させるべく懸命に復興がなされました。

次の見学地は海沿いの田結地区。
半農半漁で生計が立てられてきた地区で、
ビオトープ作りの取り組みが続けられています。
4.田結_P1170099.JPG
この地区では、北但大震災の際に住民が火元をすぐに消し、
大きな火事は起こらなかったそうです。
城崎や豊岡の被害を大きくした原因は地震後の火災だけに、
防災意識の高さに驚かされました。

次なる場所は玄武洞。
玄武岩という種類の石がありますが、
その名前の由来になった場所です。
5.玄武洞_P1170141.JPG
岩の表面に縦に入る筋が美しいですね。
これは柱状節理といって、火山から流れ出た溶岩が急激に冷えて
固まったときにできるものです。

この玄武洞から生まれたのが、
地元・豊岡市のマスコットキャラクター「玄さん」です。
この日は生憎お会いできませんでしたが、
実は前夜の交流会の後に、会っていたのです。
6.玄さん_P1160957.JPG
普段は威厳たっぷりの玄さんですが、
こんな弱気な表情を見せることもあるんですね(笑)。

玄武洞を後に、向かった先は豊岡市役所です。
なぜ市役所に?と思われるかもしれませんが、
実はこの市役所、北但大震災のわずか2年後に再建されたもので、
豊岡の震災復興のシンボルとなっています。
7.豊岡市役所_P1170194.JPG
現在は改修されて少しきれいになりましたが、
外観はほぼ当時のままということです。
(ここは豊岡高校の生徒さんが案内してくれました!)

最後に訪れたのは神鍋高原の清滝遊歩道。
ここでは神鍋火山の溶岩流が作り出した数々の滝を楽しめます。
8.神鍋高原_P1170253.JPG
この日はとても水量が多かったらしく、
ガイドさんもこんなに水が多い時は見た事がない、と仰っていました。

豊岡周辺のジオサイトをぎゅぎゅっと一日で巡ってしまう、
何とも贅沢な現地見学会でした。

(つづく?)

遅くなってしまいましたが、先週末に
山陰海岸ジオパークで開催された国際学術会議「城崎会議」に
参加してきました。

会議の舞台は小説でも有名な城崎温泉。
浴衣の似合う街ですね。
外湯めぐりに歩く宿泊客の姿がよく見られます。
1.城崎温泉街_P1160808.JPG

会場は城崎温泉の「西村屋ホテル招月庭」。
高級な雰囲気に恐縮します。
2.会場_P1160845.JPG

会議のテーマは「自然の恵みと災害」。
山陰海岸ジオパークを襲った3つの震災を中心に、
様々な話題が提供されました。

私たち白山手取川ジオパークでは、
「白山手取川ジオパークにおける防災教育の取り組み」という題で
ポスター発表をしました。
3.ポスター_P1160858.JPG
海外からのゲストもいらして、少し緊張しました。

(つづく)

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