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磐梯山ジオパーク訪問

第1回アジア国立公園会議の帰りに、磐梯山ジオパークを楽しんできました。
土曜日にも関わらず磐梯山ジオパーク協議会事務局の蓮岡真さんに
ご案内いただきました。ありがとうございました。

最初にご案内いただいたのが「磐椅(いわはし)神社」です。
古くは磐梯山の頂に鎮座していたとのことです。
磐梯山は古くは「磐梯山(いわはしやま)」と呼ばれ、
「天に掛かる岩の梯子」を意味するそうです。
磐梯神社は、この地域では古くから大事にされてきた神社で、
磐梯山を訪れたときには立ち寄りたい神社です。
CIMG7102.JPG

入口に大きな杉がありました。
二股の別れの部分にヤマザクラが着生(ちゃくせい)しており、
「えんむすび桜」と言われています(写真の赤丸の中)。
大きな岩や岩窟からは色々な話が生まれています。
こんな話も楽しいですね。
CIMG7101_加工.JPG

次に、磐梯山から流れ出た溶岩で形成された「天鏡台」から、
猪苗代湖を眺めました。よく晴れた日には、
猪苗代が天を写す鏡に例えられていることから名付けられたのでしょうか。
猪苗代湖の東側には川桁断層が、西側には背炙山断層があります。
猪苗代湖は、この二つの断層の活動と磐梯山の噴火により誕生したそうです。
CIMG7104.JPG
川桁山の麓には、断層地形である三角末端面が見えます。
そこに断層があることを知っていれば三角末端面を探すことができますが、
初めて見る場合は、ちょっと難しいです。
ジオパークには、探し出すという楽しみもあります。

続いて、「見祢の大石(みねのおおいし)」です。
明治21年(1888)の磐梯山が大噴火した時に、
火口付近にあった安山岩が、泥流とともに約5km流されてきたものです。
国の天然記念物に指定されています。
CIMG7118.JPG
巨石であることから年々沈下しており、半分ほどは埋まっているとのことです。
白山手取川ジオパークにも、「百万貫の岩」という、
昭和9年の手取川大洪水の際に土石流によって流れ出た巨石(重さ約4,800t)があります。
自然の力には驚かされます。

裏磐梯では湖沼群が有名です。
明治21年(1888)年の大噴火では岩なだれが発生し、
川がせき止められて檜原湖、秋元湖など300余りの湖沼が生まれました。
その一つである毘沙門沼に寄りました。
たくさんの観光客が池を眺めています。
ハートマークの模様のある鯉がいるそうです。
この鯉を見つけると幸せになれるとか。
CIMG7119.JPG

毘沙門沼の近くに、環境省が整備した説明板がありました。
蓮岡さんにお聞きすると、当初は無かったジオパーク的な説明を、
元の説明板を増設して付け加えたそうです。
写真の奥の方5分の1程度は増設分です。
こんな方法もあるとは。いただき!
CIMG7122.JPG

最後に、中瀬沼に寄りました。
写真手前が中瀬沼で、遠くに見えるのは磐梯山です。
撮影地から磐梯山(1816m)まで約7kmです。
こんな遠くまで岩なだれが到達したとは驚きです。
CIMG7127.JPG
明治21年(1888)の噴火では477名もの犠牲者が出ました。
集落が水没し、やむなくこの地を去った人々もいます。
この美しい風景の後ろには、そんな歴史があります。
 

このブログ記事について

このページは、白山手取川ジオパークが2013年11月25日 22:25に書いたブログ記事です。

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