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白山手取川ジオパーク推進協議会  TEL 076-274-9564  FAX 076-274-9546  E-mail geopark@city.hakusan.lg.jp

2014年10月アーカイブ

10月29日(水)、「手取川の特徴とこの地域の人々の手取川との付き合い方」をテーマに松任小学校5年生の

総合学習が行われました。

まず、道の駅しらやまさんの裏の河原やバスの車内から、手取川の様子を観察しました。

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(道の駅しらやまさんの裏の河原)

 

その後、海に向かってバスで移動しながら霞堤や島集落を見て、それぞれの役割についてや、暴れ川とも呼ば

れる手取川と地域の人々がどのように関わってきたかを学びました。

河口近くの美川地区では、ルーツ交流館前から海岸まで歩いて手取川沿いの様子を観察しました。

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(美川地区の砂浜)

 

小学校5年生では、理科で「川のはたらき」を学びます。

実際に自分の目で観察することで、より深く「川のはたらき」を理解できたのではないかなと思います。

座って受ける授業だけでなく、体感学習を提供できるのもジオパークならではですね。

クマ鈴

白山ろくにある、ある小学校の下校時の様子です。

子どもたちのランドセルには、通称「クマ鈴(くますず)」が付いています。

これは、その名のとおり熊除けの鈴です。人里に来てしまったクマと子どもたちが

出合わないように、人の存在をクマに知らせるためランドセルに取り付けられています。

小さな鈴ですが、場合によっては大きな効果があるのではないでしょうか。

最近は山間部だけでなく、市街地でもクマの出没が確認され、その被害も報道されています。

植物と、動物と人間の調和のとれた環境が大切ですね。

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10月24日(金)、松任地区で、白峰小学校のジオパーク遠足が行われました。

6年生の皆さんは200年以上前の古地図を片手に、松任のまちなかを巡りました。

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昔と変わらず残っているもの、昔と違っているものとさまざまあるなかで、昔から変わらずある

手取川七ヶ用水の流れをもとにして、現在の松任のまちなみを見てまわることができました。

長い歴史のある大地にもたくさんの変化がありますが、今でも数ある変化の名残が残っていた

り、昔の大地の記録をそのまま残している場所もあります。扇状地の扇央に発展した松任のヒ

ミツをいろいろと知って楽しめたようです。

そうした大地の変化のヒミツを体感・発見できるのもジオパークならではかもしれません。

10月17日(金)、鳥越小学校の秋の校外学習が山と雪のエリアの白峰地域西山で行われました。

集合場所の気温は8℃と肌寒い日でしたが1~6年生の皆さんは、元気いっぱいに出発しました。

登りながら、引率の先生から触れるとかぶれてしまううるしの木に注意することや、“グミ”や“あけび”など

山になる実を教えてもらい、それを味わってみたりと普段は目にしない植物について学んだり、深まりゆ

く秋を観察しながら歩きました。

 

草やぶや林を抜けると目の前には山々が広がり、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んでいました。

雲の切れ間から見えた白山に雪が積もっていることに驚いたり、学校から見る白山と西山から見る白山

の見え方が違うことなど、口々に話し合っていました。

 

山の連なりとともに谷がいくつも発達している風景を見ながら、川の水により大地が削られる現象は、

大雨が降った後、山道に溝ができる様子と似ていると説明を受け納得していた様子でした。

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10月23日(木)、東明小学校5年生のジオパーク遠足が行われました。

雨も心配されましたが、当日はお天気に恵まれました。

道の駅しらやまさんの裏の河原で、学習支援員の方のお話を聞いて、河原の様子を観察しました。

「どんな石があるのかな?」と皆さん目線を下に向けながら、歩き回って観察していました。

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その後バスで移動し、手取峡谷や弘法池を観察しました。

201410東明小ジオ遠足 045(600×400).JPG 201410東明小ジオ遠足 057(400×600).JPG (手取峡谷)

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獅子吼高原にあがって昼食を取ったあと、手取川の流れが山間部を抜けたところで手取川扇状地

が広がる様子を観察しながら、その成り立ちなどのお話を聞きました。

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手取川における、川のはたらきを感じられるジオパーク遠足となりました。

川は大地や岩を削り、削り取ったものを運ぶちからを持っています。その力の働きが、今私たちがい

る大地ができた理由の一つだと考えると、わくわくしてきますね。

そのわくわくした気持ちを皆さんにも感じてもらえるよう、がんばります!

10月4日(土)川と峡谷のエリア(鳥越地域)において、感性のびのびジオサタデーを開催しました。

今回のテーマは「白山ろくの水と石を知る!」でした。

手取川の河原で石の特徴を観察しながら、お気に入りの石を探しました。

湧き水めぐりでは4箇所の湧き水を訪れ、湧き水の場所の地形、生活への関わりについて学びました。

石にはたくさんの種類があることや、水の大切さを実感した一日でした。

今回の経験が水の旅・石の旅を理解するきっかけとなればいいなと思います。

 

河原での石探し

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湧水めぐり

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弘法池                                     おぶく水

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地蔵水                                     神子清水の水

 

 

 

9月19日~22日にカナダ・ストーンハンマージオパーク(セントジョン市)で開催された、

第6回ジオパーク国際ユネスコ会議に参加しました。

世界30か国から450名を超える参加があり、日本からも、世界認定のジオパークをは

じめ、各地から多くの参加がありました。

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出展ブースでは、日本各地のジオパークの皆さんと共に、白山手取川ジオパークのPRを行いました。

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期間中に行われた分科会では、白山手取川ジオパーク推進協議会の学術会議委員である、

金沢大学人間社会研究域人間科学系の青木賢人准教授により、ジオパークとユネスコエコ

パークとの連携についての発表を行いました。

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カナダの東海岸にあるセントジョン市は、人口9万5千人で、ニューブランズウィック州最大の

都市です。昔から貿易港として発展してきた街です。会議の期間中も、大きな客船が入港し

ていました。

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期間中には巡検(現地見学)も行われ、ジオスポットなど市内を巡りました。

ストーンハンマージオパークの解説サインはこんな感じ。なかなかおしゃれです。

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体験メニューもあり、また市内を巡るバスではガイドさんが丁寧に説明をしてくれました。

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会議最終日の22日には、阿蘇ジオパークが世界ジオパークとして新規に認定され、山陰海岸

ジオパークが再認定となりました。おめでとうございます。

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そして、次回2016年の国際会議は、イギリスのイングリッシュリビエラジオパークです。

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日本ジオパーク南アルプス大会のジオツアーで、高遠城址公園の4代目桜守である稲邊謙次郎さんとお話をする

機会がありました。

高遠城址公園は、「日本三大桜の名所」に数えられ、タカトオコヒガンザクラ1,500本が公園を埋め尽くします。

稲邊さんのお話を少し紹介します。

●  桜は病気に弱く、植えただけでは育たない。管理が大変。

●  桜を育てることは、人を育てることと同じ。今、私が一番力を入れていることは次の桜守を育てること。

●  老桜でも新しい枝が伸びてくる。桜守は、その新しい枝の中から次の世代を探し出し育てていく。

  1代目で30年、2代目で30年。このようにしていけば、桜の寿命はいつまでも続いていく。

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  太い桜の幹から、縦に2本の枝が出ています。

  これまで多くの人々を楽しませた上部(幹)は   枯れて切り落とされましたが、

  桜守はこの2本を次の世代として育て、桜の花  を咲かせます。


●  秋の花の種が落ちなければ草刈りをしない。花の種が落ちなければ、次の年に花を楽しむことができない。

  私たちは、芝生の公園を作っているのでない。

 

等です。稲邊さんは、ガイドも行っているとのこと。

保護と教育と地域活性化。こんな楽しいお話は、ジオツアーならではのことです。