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世界と日本のジオパーク

 ジオパークは、大地の成り立ちや地質・地形など、地球の活動がよくわかる大地の遺産を見どころとする、自然公園の一種です。見どころには、そのような大地の上に育まれた自然や、考古学的・生態学的・文化的な価値のある場所も含みます。
 大地の成り立ちと、その上に生きる人間や生き物の営みと歴史・産業、自然災害への防御などを、総合的に教育や地域振興に活かす取り組みで、2004年よりユネスコが支援し始まり、2015年11月にはユネスコの正式プログラムとなっています。
 ジオパークの目的として、大きく次の3つがあげられます。
   1.地質遺産の保護
   2.地質遺産を用いた教育・科学の普及
   3.地質遺産を用いた観光・ジオツーリズムの推進

 2009年には、ジオパークを推進する地域の活動を支援するため、「日本ジオパークネットワーク(JGN)」が設立されました。JGNには、日本ジオパーク認定地域が正会員として、認定をめざす地域が準会員として参加し、日本国内だけでなく、世界に向けてもジオパークを普及する活動などを積極的に行っています。

 世界ジオパークはヨーロッパや中国を中心に、33カ国120地域あり、日本からも8地域が世界ジオパークに認定されています。
 また、国内には先の8地域以外に、白山手取川地域をはじめとした35地域が日本ジオパークとして活動しています。(平成28年9月9日現在)

日本ジオパークネットワーク

 世界遺産は、条約に基づいて保護・保全を重要視するのに対して、ジオパークは保護・保全と活用(教育や科学の普及、地域の振興)を重要視しています。
 保護と活用の両方を重視する点が、主に保護を目的とする世界遺産とは異なります。ジオツーリズムなど人々の活動により地域が活性化し、地域経済が発展することで、文化・環境の向上、遺産の保護や保全につながることが期待されています。

  世界ジオパーク 世界遺産
対 象 優れた大地の遺産(もの)
優れた活動(ひと)
世界でここだけの価値(もの)
目 的 保護と活用(教育・科学の普及と
地域の活性化)
保護
審 査 4年に一度の再審査 1回
ユネスコとの関係 ユネスコのプログラム 世界遺産条約

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